玄白・玄伯(読み)げんぱく

精選版 日本国語大辞典 「玄白・玄伯」の意味・読み・例文・類語

げん‐ぱく【玄白・玄伯】

〘名〙
① (「玄」は医者のこと。「白」はしろうと) しろうとの医者。やぶ医者。
滑稽本・当世阿多福仮面(1780)「さしこんで来るといふと、掉いちどんの針でも、玄伯(ゲンパク)様の御薬でも、大ていではさがりやせぬが」
※雑俳・柳多留‐六一(1812)「玄伯の加減で鰒の毒を消し」

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