玉函山石窟(読み)ぎょくかんざんせっくつ

百科事典マイペディア 「玉函山石窟」の意味・わかりやすい解説

玉函山石窟【ぎょくかんざんせっくつ】

中国,山東(さんとう)省済南(さいなん)の南東約17kmにある仏峪(ぶつよく)寺わきの石灰岩絶壁に彫られた仏龕(ぶつがん)。584年―600年作という造像記とともに,隋代の特徴をもつ92体の仏・菩薩像が5層に分けて刻まれている。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む