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造像記 ゾウゾウキ

百科事典マイペディアの解説

造像記【ぞうぞうき】

造像銘記とも。仏像製作時に造像由来,発願者,協力者,製作者,製作年月などを記録したもの。像の胎内,背面,光背裏,台座,足【ほぞ】(あしほぞ)などに墨書または刻す。彫刻史研究の重要資料。
→関連項目竜門二十品

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世界大百科事典 第2版の解説

ぞうぞうき【造像記】

造像銘あるいは造像銘記,略して単に銘文ともいう。仏像を例にとれば,その造像の由来を記した銘文をいう。まずその記銘の表現形式によって陰刻銘,陽刻銘,針書銘,搔落銘,それに墨書銘,朱書銘,漆書銘などの別がある。これらは造像の素材の種類に関係し,材質によく適合し,かつ恒久性を有するものが選択されている。次に記銘の内容によって造像銘,修理銘,願主銘,作者銘などに分けられるが,その内容をさらに細かく分別すると,像主名(尊像名),造立願文(経緯,趣旨),讃嘆文(名号,経文,偈頌,真言,陀羅尼),願主名,施主結縁者名,作者名,造立紀年銘などである。

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世界大百科事典内の造像記の言及

【書】より

…一方,北朝は非漢民族が華北に立てた征服王朝であるから,漢文化の影響を受けたとはいえ,北族固有の気風が反映して,健勁雄渾な書風にその特色を発揮した。北朝の書の中で最も重要な位置を占めるのは,造像記,磨崖,墓誌,碑などの石刻資料であり,世に北碑と総称されている。このうち,造像記として最も有名なのは河南省洛陽市の南約13kmの地点にある竜門石窟のそれである。…

※「造像記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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