コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

造像記 ゾウゾウキ

3件 の用語解説(造像記の意味・用語解説を検索)

デジタル大辞泉の解説

ぞうぞう‐き〔ザウザウ‐〕【造像記】

仏像製作の発願者、製作者、製作に至る事情などを記したもの。

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

造像記【ぞうぞうき】

造像銘記とも。仏像製作時に造像由来,発願者,協力者,製作者,製作年月などを記録したもの。像の胎内,背面,光背裏,台座,足【ほぞ】(あしほぞ)などに墨書または刻す。
→関連項目竜門二十品

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

ぞうぞうき【造像記】

造像銘あるいは造像銘記,略して単に銘文ともいう。仏像を例にとれば,その造像の由来を記した銘文をいう。まずその記銘の表現形式によって陰刻銘,陽刻銘,針書銘,搔落銘,それに墨書銘,朱書銘,漆書銘などの別がある。これらは造像の素材の種類に関係し,材質によく適合し,かつ恒久性を有するものが選択されている。次に記銘の内容によって造像銘,修理銘,願主銘,作者銘などに分けられるが,その内容をさらに細かく分別すると,像主名(尊像名),造立願文(経緯,趣旨),讃嘆文(名号,経文,偈頌,真言,陀羅尼),願主名,施主結縁者名,作者名,造立紀年銘などである。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

世界大百科事典内の造像記の言及

【書】より

…一方,北朝は非漢民族が華北に立てた征服王朝であるから,漢文化の影響を受けたとはいえ,北族固有の気風が反映して,健勁雄渾な書風にその特色を発揮した。北朝の書の中で最も重要な位置を占めるのは,造像記,磨崖,墓誌,碑などの石刻資料であり,世に北碑と総称されている。このうち,造像記として最も有名なのは河南省洛陽市の南約13kmの地点にある竜門石窟のそれである。…

※「造像記」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

造像記の関連キーワード鞏県石窟金石文金銅仏造像豊楽寺明円銘記造像銘造像銘記法隆寺金堂釈迦造像銘

今日のキーワード

トランスアジア航空

台湾・台北市に本拠を置く航空会社。中国語名は復興航空。1951年、台湾初の民間航空会社として設立。83年に台湾の国産実業グループに経営移管され、組織改編を実施した。92年に国際チャーター便の運航を始め...

続きを読む

コトバンク for iPhone

造像記の関連情報