仏龕(読み)ブツガン

デジタル大辞泉 「仏龕」の意味・読み・例文・類語

ぶつ‐がん【仏×龕】

仏像位牌いはいなどを安置しておく厨子ずし

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「仏龕」の意味・わかりやすい解説

仏龕
ぶつがん

仏像,名号,位牌など,仏教における尊崇対象を安置するための厨子,壁の凹所 (ニッチ) または小室壁面に設ける場合は,一般に前面開放されているか,もしくは開放可能で,側面背面が閉じられ,上方がおおわれた形をとる。場所は建造物の外壁内壁のほか天然の岩壁石窟の内壁など多様であり,石窟全体を仏龕と呼ぶこともある。仏壇広義には仏龕に含まれる。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android