玉巻く(読み)タママク

デジタル大辞泉 「玉巻く」の意味・読み・例文・類語

たま‐ま・く【玉巻く/玉×纏く】

[動カ四]
玉を巻きつけて飾る。
「梓弓末に―・きかくすすそ寝なななりにし奥をかぬかぬ」〈・三四八七〉
クズなどの若葉葉先が玉のように巻く。
白露に色変りゆく秋萩あきはぎは―・くくずもかひなかりけり」〈宇津保・忠こそ〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android