葉先(読み)はさき

精選版 日本国語大辞典 「葉先」の意味・読み・例文・類語

は‐さき【葉先】

  1. 〘 名詞 〙 葉の先端。葉のさき。
    1. [初出の実例]「春かけてはさき色づく若楓さもあらましをなにいそぐらむ〈藤原信実〉」(出典:新撰六帖題和歌(1244頃)六)

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「葉先」の意味・わかりやすい解説

葉先
ようせん
leaf apex

葉尖とも書き,葉頂,葉頭,葉端などともいう。葉の先端のことで,葉脚に対する語。凹形,切形,円形,突形など種々の形に区別され,種類特徴となることも多い。特異な例に,葉先が巻きひげになり,その先端に捕虫嚢をつけたウツボカズラがある。

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