玉畹(読み)ぎょくえん

精選版 日本国語大辞典 「玉畹」の意味・読み・例文・類語

ぎょくえんギョクヱン【玉畹】

  1. 室町中期の臨済宗の僧。画家。名は梵芳(ぼんぽう)。初号五桂。春屋妙葩(しゅんおくみょうは)の法をつぎ、足利四代将軍義持の帰依(きえ)をうけて、建仁寺主七八世、南禅寺主八一世となる。のち隠退し、京都を出奔詩文にもすぐれ、蘭の絵で名高い。生没年未詳。

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