王力(読み)おうりき

大辞林 第三版の解説

おうりき【王力】

1901~1986) 中国の言語学者。一般言語学の方法による中国語法体系の確立に努めた。著「中国音韻学」「中国現代語法」「漢語史論文集」など。ワン=リー。

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百科事典マイペディアの解説

王力【おうりき】

中国の言語学者。広西省博白の出身。上海南方大学,清華大学国学研究院などで学び,27年,フランスに留学,パリ大学で博士号取得。32年帰国後,清華大学,昆明西南連合大学,中山大学で教え,54年以降は北京大学教授を務めた。漢語研究に西欧近代言語学の成果を積極的に導入しつつ漢語の文字の言語的特徴を明らかにすることで,現代中国言語学の基礎を確立した。主著に《漢語史稿》。

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世界大百科事典内の王力の言及

【文字学】より

…その後章炳麟(しようへいりん)は《国故論衡》で23部,黄侃(こうかん)は28部と,時代がくだるにしたがい精密さを増していった。今では王力の29部が最も新しい部分けである。声母に関しては,銭大昕(せんたいきん)が上古においては軽唇音と舌上音のなかったことを明らかにし,章炳麟は娘母と日母のなかったことを明らかにした。…

※「王力」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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