精選版 日本国語大辞典 「理にも過ぐ」の意味・読み・例文・類語
ことわり【理】 にも 過(す)ぐ
① ふつうの道理を越える。
※方丈記(1212)「これを世の人安からず憂へあへる、実にことわりにも過ぎたり」
② (「ことわりにもすぎて」の形で用いられて) 道理を越えて。なみなみならず。はなはだしく。
※苔の衣(1271頃)四「いひもあへずなくけしき、ことはりにもすぎていみじげ也」
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