理にも過ぐ(読み)ことわりにもすぐ

精選版 日本国語大辞典 「理にも過ぐ」の意味・読み・例文・類語

ことわり【理】 にも 過(す)

  1. ふつうの道理を越える。
    1. [初出の実例]「これを世の人安からず憂へあへる、実にことわりにも過ぎたり」(出典:方丈記(1212))
  2. ( 「ことわりにもすぎて」の形で用いられて ) 道理を越えて。なみなみならず。はなはだしく。
    1. [初出の実例]「いひもあへずなくけしき、ことはりにもすぎていみじげ也」(出典:苔の衣(1271頃)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む