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道理 ドウリ

デジタル大辞泉の解説

どう‐り〔ダウ‐〕【道理】

[名・形動]
物事の正しいすじみち。また、人として行うべき正しい道。ことわり。「道理をわきまえる」「道理に外れた行為」
すじが通っていること。正論であること。また、そのさま。「言われてみれば道理な話」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典 第2版の解説

どうり【道理】

ものごとの筋道,正当な理念などという意味で古代から現代に至るまで日常的に用いられる語だが,とくに中世では一種の法的,思想的な意味をもつ流行語としてさかんに用いられた。もっとも有名なのは北条泰時のいわゆる〈道理好み〉であって,《御成敗式目》立法の基本理念を〈たた道理のおすところ〉と表現し,また,みずから主宰する法廷での当事者の主張に〈あら道理や〉と感歎するなどの逸話が知られている。泰時にかぎらず,中世の裁判で自己の主張もしくは判決の正当性を理由づけるために用いられた道理は,法的なもの,慣習的なもの,道徳的なもの,さらにより高次な正義・衡平観念であって,場合によっては法規範や道徳規範と矛盾する道理もありえたし,その時点,その場面にしか通用しえない心理的・感性的な道理も存在した。

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大辞林 第三版の解説

どうり【道理】

物事がそうあるべきすじみち。ことわり。わけ。 「春になれば花も咲く-だ」 「そんな-が通るわけがない」
人の行うべき正しい道。 「 -にかなった行為」
[句項目] 道理を詰める

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世界大百科事典内の道理の言及

【義理】より

…また,文章やことばの〈意味〉という使われ方もあった。中世末期の《日葡辞書》には,すでに,〈良い道理〉とともに〈礼儀正しさ,律義さ〉という意味があげられているが,この言葉が,対人関係上,守り実践しなければならない道義をさすものとして特に重んじられるようになるのは,近世社会においてである。近世初めの儒者林羅山は,〈人ノ心ノ公平正大ニシテ,毛ノサキホドモ人欲ノ私ヲマジヘズシテ,義理ヲ義トスルハ,義ゾ〉(《春鑑抄》)といい,〈義理〉を儒教の〈義〉と結びつけ,世俗的な人間関係における絶対的な道義とした。…

※「道理」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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