化学辞典 第2版 「理想共重合」の解説
理想共重合
リソウキョウジュウゴウ
ideal copolymerization
共重合反応において,成長末端の2種類の単量体に対するモノマー反応性rが,成長末端の構造によらずに相手の単量体にのみよる場合をいう.この場合には
r1 × r2 = 1
となる.実際の共重合反応では r1,r2 < 1の場合がほとんどで,成長末端の構造による反応性の違いを考慮しなければならない.
出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報