理無(読み)わりな

精選版 日本国語大辞典 「理無」の意味・読み・例文・類語

わり‐な【理無】

  1. ( 形容詞「わりない」の語幹 ) むりであること。どうしようもないこと。分別がなく、あまりにもひどいこと。感動表現に用いる。
    1. [初出の実例]「あなわりなや、折しもこそあれ、わりなき召しかな」(出典:宇津保物語(970‐999頃)祭の使)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android