琴酒を(読み)ことさけを

精選版 日本国語大辞典 「琴酒を」の意味・読み・例文・類語

ことさけ‐を【琴酒を】

  1. 「おしたれ小野」にかかる。かかり方、語義未詳。
    1. [初出の実例]「琴酒乎(ことさけヲ) 押垂小野(おしたれをの)ゆ 出づる水 ぬるくは出でず」(出典万葉集(8C後)一六・三八七五)

琴酒をの補助注記

諸説ある。( 1 )こと」は琴、「さけ」は酒で、( イ )琴は弦をおさえ、酒は垂れるものだから「押し垂れる」にかかる。( ロ )琴も酒も及ばないの意で、用例「出づる水」の「水」にかかる。( 2 )酒を搾(しぼ)る(押す)ところから「押す」にかかる、など。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 実例 琴酒

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む