普及版 字通 「瑜」の読み・字形・画数・意味


13画

[字音]
[字訓] たま

[説文解字]

[字形] 形声
声符は兪(ゆ)。〔説文一上に「瑾瑜(きんゆ)、美玉なり」とあり、〔逸論語、問玉〕にその名がみえる。〔左伝、僖四年〕「(ゆ)を攘(ぬす)まん」とあり、〔杜預注〕に「は美なり」という。兪声に美の義がある。

[訓義]
1. たま、美しいたま、たまの光。
2. 美しいさま。

[古辞書の訓]
〔字鏡集〕瑜 タマ・ヨキタマ

[語系]
瑜jioは冶jiと声近く、兪声の字に美の義があるのは、おそらく冶(や)の音と通じるからであろう。

[熟語]
瑜瑕瑜玉瑜珥瑜辞・瑜然瑜佩・瑜
[下接語]
掩瑜・瑕瑜・懐瑜・瑾瑜・佩瑜・碧瑜

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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