生き馬の目を抜く(読み)イキウマノメヲヌク

デジタル大辞泉 「生き馬の目を抜く」の意味・読み・例文・類語

うま・く

生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく物事をする。油断のならないさま。生き馬の目をくじる。生き牛の目を抉る。「―・くせちがらい世の中」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

ことわざを知る辞典 「生き馬の目を抜く」の解説

生き馬の目を抜く

生きている馬の目を抜き取るほど、すばやく事をするさま。また、ずるくて抜け目なく油断がならないことのたとえ。

[使用例] 土一升金一升、生き馬の眼を抜かれるという日本橋附近では、とても狭い家に大きな場所をとって便所などを造っている余裕はないので大概一穴の両便兼用だ[安藤更生*銀座細見|1931]

出典 ことわざを知る辞典ことわざを知る辞典について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android