生は寄なり死は帰なり(読み)セイハキナリシハキナリ

デジタル大辞泉 「生は寄なり死は帰なり」の意味・読み・例文・類語

せいなりなり

《「淮南子えなんじ」精神訓から》人は、仮にこの世に身を寄せて生きているにすぎず、死ぬことは本来いた所に帰ることである。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生は寄なり死は帰なり」の意味・読み・例文・類語

せい【生】 は 寄(き)なり死(し)は帰(き)なり

  1. ( 「淮南子‐精神訓」に禹のことばとして見える「生、寄也、死、帰也、何足以滑一レ和」による ) 人は天地本源から生まれてこの世に仮に身を寄せているにすぎないから、死ぬことはその本源に帰ることである。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android