生ひ行く(読み)オイユク

デジタル大辞泉 「生ひ行く」の意味・読み・例文・類語

おい‐ゆ・く〔おひ‐〕【生ひ行く】

[動カ四]育っていく。成長していく。
初草の―・く末も」〈若紫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「生ひ行く」の意味・読み・例文・類語

おい‐ゆ・くおひ‥【生行】

  1. 〘 自動詞 カ行四段活用 〙 生長していく。次第に大きくなる。
    1. [初出の実例]「はつ草のおひ行末も知らぬまにいかでか露の消えんとすらむ」(出典:源氏物語(1001‐14頃)若紫)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android