生垂れる(読み)なまたれる

精選版 日本国語大辞典 「生垂れる」の意味・読み・例文・類語

なま‐た・れる【生垂】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]なまた・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙 ( 「なまだれる」とも。「なま」は接頭語 ) 言動がやさしすぎて、きりっとしまったところがない。めめしく女性的である。ぐずぐずして優柔不断である。にやける。近世、京坂地方で多く用いられた語。
    1. [初出の実例]「皆其様になまたれるがうっとうしさ」(出典:浄瑠璃・忠義墳盟約大石(1797)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む