生経(読み)きたて

精選版 日本国語大辞典 「生経」の意味・読み・例文・類語

き‐たて【生経】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「きだて」とも ) 生糸一本を経(たていと)とした下級品の甲斐絹(かいき)。神奈川県津久井地方を主産地とする。一本(いっぽん)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の生経の言及

【ジャータカ】より

…これによって,ジャータカは単なる説話文学ではなく,過去と現在の行為の因果関係(業報(ごうほう))を明らかにする教説となっている。ジャータカは一般に〈本生話(ほんじようわ)〉〈本生譚〉などと訳されるが,漢訳では〈本生経〉と仏教経典の一部に分類されていることは注意すべきである。 現在,最も完備したジャータカは,南方仏教が伝える〈小部(クッダカ・ニカーヤ)経典〉(パーリ語)中の22編547種であるが,これには奇跡物語(未曾有法(みぞうほう))や譬喩・因縁物語などは含まれていない。…

※「生経」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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