田島野村(読み)たじまのむら

日本歴史地名大系 「田島野村」の解説

田島野村
たじまのむら

[現在地名]上市町田島野

広野ひろの村の西、上市川中流の台地南側に位置し、東は斉神新さいのかみしん村、北は広市新ひろいちしん村。広野村の新開という(越中志徴)。承応三年(一六五四)村立てされたが家はなかった(出来新村・退転村記申帳)。当村は上市村加兵衛の次男庄右衛門が広野村開発に合わせ西角一帯二〇〇石を自分で引受け、上市村嘉兵衛が寛文元年(一六六一)から四年にかけて開削した田島用水を受け開発したもので、同三年嘉兵衛は田島野開発の奉納額を掲げたというが(上市町誌)、現存しない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 越中志徴

企業の退職を希望する従業員本人に代わって退職に必要な手続きを代行するサービス。依頼者と会社の間に入ることで円滑な退職をサポートするとともに、会社への連絡などを代わりに行うことで依頼者の心理的負担を軽減...

退職代行の用語解説を読む