日本歴史地名大系 「中新川郡」の解説 中新川郡なかにいかわぐん 面積:五四九・〇三平方キロ上市(かみいち)町・立山(たてやま)町・舟橋(ふなはし)村明治二九年(一八九六)上新川郡の北東部三四町村が分離して成立。県の東部中央に位置。成立時、東は早月(はやつき)川で下新川郡、西は常願寺川で上新川郡、南は後立山連峰で長野県と接し、北は富山湾に面していた。大部分は山地で、常願寺川扇状地、白岩(しらいわ)川・上市川扇状地、早月川扇状地の平野部周辺に集落が集中する。郡名は旧新川郡の中央部を占めることによる。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by