甲拭(読み)こうふき

精選版 日本国語大辞典 「甲拭」の意味・読み・例文・類語

こう‐ふきカフ‥【甲拭】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「甲」は蓋(ふた)の意 ) 茶道で、棗(なつめ)の蓋の拭き方の一つ。蓋の上が丸みを帯びている棗の場合に、袱紗(ふくさ)をたたみ、はじめ蓋の向う、それから前と拭き、次に袱紗を蓋の上にのせて、掌で向うへ押すようにして拭くことをいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android