畔鳴子菅(読み)あぜなるこすげ

精選版 日本国語大辞典 「畔鳴子菅」の意味・読み・例文・類語

あぜ‐なるこすげ【畔鳴子菅】

  1. 〘 名詞 〙 カヤツリグサ科多年草各地の田の畔や湿った草原に生える。高さ四〇~七〇センチメートル。茎は三角柱で束生して大きな株となる。葉は長さ二〇~四〇センチメートルで先がとがる。五~六月頃、淡黄褐色で四~七センチメートルの細長い円柱状の花穂が四~六個垂れ下がって咲く。垂れ下がった花穂の姿が鳴子(なるこ)に似るのでこの名がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android