畠山町(読み)はたけやまちよう

日本歴史地名大系 「畠山町」の解説

畠山町
はたけやまちよう

上京区室町新町間今出川上ル

中昔京師地図はこの辺りに「畠山屋形」とある。室町御所むろまちごしよの西にあたり、町の東側に管領畠山氏の邸宅があった。

寛永一四年(一六三七)洛中絵図には「畠山ノ町」、寛永版平安城東西南北町並之図では「はたけ山殿町」、寛文後期洛中洛外之絵図には「畠山殿づし」、宝暦一二年(一七六二)刊「京町鑑」は「畠山町」。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 室町御所 負担

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android