番号ポータビリティ(読み)ばんごうぽーたびりてぃ

日本大百科全書(ニッポニカ) 「番号ポータビリティ」の意味・わかりやすい解説

番号ポータビリティ
ばんごうぽーたびりてぃ

利用している電話会社を変更しても以前と同じ電話番号が使える仕組みのことで、ナンバーポータビリティともいう。そのなかでも携帯電話通信サービス提供会社間の移動に関してはMNP(Mobile Number Portability)とよぶ。固定電話の番号ポータビリティは2001年(平成13)、MNPは2006年にスタートした。

 固定電話の場合、一般的な加入電話からIP電話への変更、電話会社間の変更などが中心となる。MNPの場合は、引き継げるのは電話番号のみであり、メールアドレスの引き継ぎはできず、コンテンツプロバイダーなどが提供しているコンテンツやサービスなどを継続できない場合もある。

[編集部]

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ASCII.jpデジタル用語辞典 「番号ポータビリティ」の解説

番号ポータビリティ

電話会社を変更しても電話番号が変更されない制度。「番号持ち運び制度」とも呼ばれる。消費者利便性を増すために、総務省委員会を設けて制度を段階的に構築している。固定電話では2001年から段階的に実施されており、携帯電話でも06年秋までに制度を実現すると総務省は公表している。携帯電話でこの制度が実現すると、番号変更の負担が無くなり、消費者の自由な会社変更が促進されると考えられている。そのため、実施後携帯会社のシェアが大きく塗り変わる可能性もある。現在のところ080、090ではじまる携帯電話番号が対象となっており、PHSは除外されている。

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