世界の観光地名がわかる事典 「畳彩山」の解説 じょうさいざん【畳彩山】 中国の広西チワン族自治区桂林(けいりん)(コイリン)にある山。四望山、手越山、明月峰、白鶴峰の4つの奇峰からなる。明月峰から桂林市を望む眺めはすばらしく、「江山会景処」といわれている。山腹の洞窟には有名な漢詩が刻まれ、元晦の「畳彩山記」と「四望山記」、李乗綬の蘭竹の画、女流詩人・陳長生の「風洞題壁」などが有名で、80体もの仏像も彫られている。◇山肌の地層が縞模様を見せることからこの名称がついた。山頂には、1年中風が吹き抜ける風洞があるので、「風洞山」ともいう。 出典 講談社世界の観光地名がわかる事典について 情報