痴騃(読み)チガイ

デジタル大辞泉 「痴騃」の意味・読み・例文・類語

ち‐がい【痴×騃】

[名・形動]おろかなこと。また、そのさま。
「われ等二人の間にはまだ―なる歓楽のみ存じたりしを」〈鴎外舞姫

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「痴騃」の意味・読み・例文・類語

ち‐がい【痴騃】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) おろかなこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「我所思兮在楽土。欲往従兮痴騃難」(出典:類従本懐風藻(751)我所思兮在楽土〈釈道融〉)
    2. 「佯(いつはり)て痴騃(〈注〉バカノフリヲスル)を粧しければ」(出典:西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉七)
    3. [その他の文献]〔周礼注‐秋官・司刺〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む