瘡頭(読み)かさがしら

精選版 日本国語大辞典 「瘡頭」の意味・読み・例文・類語

かさ‐がしら【瘡頭】

  1. 〘 名詞 〙 おできのできている頭。かさあたま。
    1. [初出の実例]「かさがしらそり、此御山にてもはや三十よねんに成候」(出典:御伽草子・高野物語(室町末))
    2. 「瘡頭(カサガシラ)掻乱(かきみだ)したやうな」(出典譬喩尽(1786)二)

かさ‐あたま【瘡頭】

  1. 〘 名詞 〙かさがしら(瘡頭)
    1. [初出の実例]「思ひつもりて瘡頭かく〈松臼〉 百とせの姥となりたる道の者〈正友〉」(出典:俳諧・談林十百韻(1675)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む