コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

発エルゴン反応 はつエルゴンはんのうexergonic reaction

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

発エルゴン反応
はつエルゴンはんのう
exergonic reaction

標準自由エネルギー変化が0より小さい化学反応。反応後に系内に保留される自由エネルギーは反応前よりも減少するので,この差にあたる分は系外に放出されることとなる。すなわちエネルギー放出反応である。発エルゴン反応でも活性化エネルギーの壁が高ければ必ずしも自発的に生じやすくはないが,酵素によってこの壁が低下させられる場合には,正反応の方向に自発的に進行しやすい。生体系での発エルゴン反応では,放出されたエネルギーを生体機能のために利用する分子機構が発達しており,またエネルギーを提供する出発物質としてはアデノシン三リン酸が代表的である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

発エルゴン反応の関連キーワード吸エルゴン反応

今日のキーワード

硫黄山(いおうやま)

標高1317メートルの活火山で、火口は登山者に人気のある韓国(からくに)岳(1700メートル)の登山道沿いにある。硫黄の結晶が鉱山で採れたため、硫黄山と呼ばれるようになったという。直近の噴火は1768...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android