日本歴史地名大系 「白升村」の解説 白升村しらますむら 千葉県:山武郡芝山町白升村[現在地名]芝山町大里(おおさと)高谷(たかや)川上流域に位置し、南西方は稲葉(いなば)村。文禄三年(一五九四)の上総国村高帳に村名がみえ、高七〇石。寛永二年(一六二五)の旗本米津内蔵助(田盛)宛朱印状写(「諸事書留帳」福岡家文書)に「上総国埴生郡白舛菅田七百弐拾六石」とある。埴生(はぶ)郡は武射(むしや)郡の誤りで、菅田も菱田(ひしだ)の誤記であろう。寛文六年(一六六六)に田盛が大番頭から大坂定番となり、高一万石を加増された(寛政重修諸家譜)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by