白紙手形(読み)シラカミテガタ

デジタル大辞泉 「白紙手形」の意味・読み・例文・類語

しらかみ‐てがた【白紙手形】

借り主の押印のみがあり、後日、貸し主が金額などを記入するようにした借用証書江戸時代に行われ、幕府はこれを厳禁した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白紙手形」の意味・読み・例文・類語

しらかみ‐てがた【白紙手形】

〘名〙 金額、金主などを記入しないで借用者の押印だけがあり、後日、貸し主が適宜に金額を記入するようにした借用証書。〔禁令考‐別巻・棠蔭秘鑑・亨・三九・寛保元年(1741)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android