白面郎(読み)ハクメンロウ

デジタル大辞泉 「白面郎」の意味・読み・例文・類語

はくめん‐ろう〔‐ラウ〕【白面郎】

年が若く、経験に乏しい男。
おんが、二人の―に侮られるのを見て」〈鴎外魚玄機

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白面郎」の意味・読み・例文・類語

はくめん‐ろう ‥ラウ【白面郎】

〘名〙 年少で未熟な男。また、色白の若い男子、貴公子
田氏家集(892頃)中・継和渤海裴使頭見酬菅侍郎紀典客行字詩「多才実是丹心使、少壮猶為白面郎」 〔杜甫‐少年行〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android