百人力(読み)ヒャクニンリキ

デジタル大辞泉 「百人力」の意味・読み・例文・類語

ひゃくにん‐りき【百人力】

100人分を合わせたほどの力。
強力な援助を得て、非常に心強く思うこと。「君が加勢してくれれば百人力だ」

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精選版 日本国語大辞典 「百人力」の意味・読み・例文・類語

ひゃくにん‐りき【百人力】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 百人分の力があること。
    1. [初出の実例]「歯もがたがたとふるひ出し、百人力と聞へしも太刀持力もよはりはて」(出典:浄瑠璃・本朝五翠殿(1731頃)中)
  3. ( 形動 ) のような強い助力を得て、ひじょうに力強く感じること。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「火が消えればもう百人力と、飛び込んで」(出典:真景累ケ淵(1869頃)〈三遊亭円朝〉九七)

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