百様を知って一様を知らず（読み）ヒャクヨウヲシッテイチヨウヲシラズ

デジタル大辞泉の解説

博識であるが、肝心なことを知らない。また、博識であるが、本当に知っているものは一つもない。

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多方面にわたって広く知っているが、ただ一つだけ知らないことがある。博識であるが、行届かない所がある。

※説経節・をくり（御物絵巻）（１７Ｃ中）五「百やうをしりたりとも、一やうをしらずはの、しってしらざれよ」

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