百船(読み)モモフネ

デジタル大辞泉 「百船」の意味・読み・例文・類語

もも‐ふね【百船】

《「ももぶね」とも》たくさんの船。
「―のつる泊まりと」〈・一〇六五〉

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精選版 日本国語大辞典 「百船」の意味・読み・例文・類語

もも‐ふね【百船】

  1. [ 1 ] たくさんの船。
    1. [初出の実例]「毛母布禰(モモフネ)の泊つる対馬の浅茅山時雨の雨に黄葉(もみた)ひにけり」(出典万葉集(8C後)一五・三六九七)
  2. [ 2 ] ももふねを(百船━)
    1. [初出の実例]「百船度会国、玉伊蘇国と白て」(出典:倭姫命世記(1270‐85頃))

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