百船を(読み)ももふねを

精選版 日本国語大辞典 「百船を」の意味・読み・例文・類語

ももふね‐を【百船を】

(「を」は間投助詞) 多くの船が渡る意から、「渡る」と同音を持つ地名度会(わたらひ)」にかかる。ももふね。
皇太神宮儀式帳(804)「次百船乎(ももふねヲ)度会国、佐古久志呂宇治家田田上宮坐し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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