皆損(読み)かいそん

精選版 日本国語大辞典 「皆損」の意味・読み・例文・類語

かい‐そん【皆損】

  1. 〘 名詞 〙 ことごとく失うこと。すべてが損われること。
    1. [初出の実例]「仍号損亡訴訟、不毛見内検、但於皆損下地者、可免除」(出典高野山文書‐応永二〇年(1413)八月一六日・安楽河三十人連署起請文)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android