目に物見せる(読み)めにものみせる

精選版 日本国語大辞典 「目に物見せる」の意味・読み・例文・類語

め【目】 に 物(もの)(み)せる

① その状態を見せる。
※俳諧・鷹筑波(1638)二「秋来ぬと目に物見する一葉哉〈一村〉」
相手ぎゃふんといわせる。ひどい目にあわせる。思い知らせる。
御伽草子酒呑童子(室町末)「手なみのほどはしりつらん、めに物みせてくれん」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

デジタル大辞泉 「目に物見せる」の意味・読み・例文・類語

もの・せる

ひどい目にあわせる。思い知らせる。「今日という今日は―・せてくれよう」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android