目障(読み)めざわり

精選版 日本国語大辞典 「目障」の意味・読み・例文・類語

め‐ざわり‥ざはり【目障】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 )
  2. 物を見るのにじゃまになること。また、その物やさま。
    1. [初出の実例]「向に檜があるだらう。あれが目障りになるから」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉八)
  3. 見て気にさわること。見て不愉快に感じること。また、その物やさま。
    1. [初出の実例]「取込でもらはねへと、どうも眼(メ)ざはりで」(出典滑稽本八笑人(1820‐49)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android