直津村(読み)ただつむら

日本歴史地名大系 「直津村」の解説

直津村
ただつむら

[現在地名]七尾市直津町

七尾南湾と赤浦あかうら川で連なる赤浦潟南西に位置し、北東岸は赤浦村。加賀藩領。元和六年(一六二〇)の新開検地帳(林文書)に「多々津」とみえる。正保郷帳によると直津村の高二六七石余、田方一六町八反余・畑方一町。承応二年(一六五三)の役棟六(「棟役調」鹿島郡誌)。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高二九七石、免四ツ二歩、小物成として山役一五四匁・苦竹役二匁、鳥役三匁(出来)があった(三箇国高物成帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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