日本歴史地名大系 「赤浦潟」の解説 赤浦潟あかうらがた 石川県:七尾市赤浦村赤浦潟七尾市の北西部に位置する。周囲延長三・八キロ、面積〇・二六平方キロ、水面標高〇・一五メートル。潟の上流・下流は二級河川の赤浦川となっており、流長三・五キロ。上流水源は直津(ただつ)町地内、下流は七尾南湾に注ぐ。汽水湖で、海水・淡水両種の魚類が生息する。江戸時代中頃までは現在よりはるかに広大で、赤浦町の北部、赤浦新町、直津町の北東部辺りまで水域であったと考えられる。宝永(一七〇四―一一)頃から干拓が進み、徐々に面積が狭くなった(天保一四年「口郡新村調理帳」加越能文庫)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by