相対原子量(読み)ソウタイゲンシリョウ

化学辞典 第2版 「相対原子量」の解説

相対原子量
ソウタイゲンシリョウ
relative atomic weight

天然の同位体組成をもつ元素単体質量と,同モル量の12C原子の質量の1/12との比.単に原子量ともいわれるが,相対原子量は,元素の同位体組成が天然組成ではない場合にも,拡張して使用できる.IUPACでは記号 Ar を推奨している.たとえば,Ar(Cl) = 35.453.

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

関連語 AR

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む