相近い(読み)あいちかい

精選版 日本国語大辞典 「相近い」の意味・読み・例文・類語

あい‐ちか・いあひ‥【相近】

  1. 〘 形容詞口語形活用 〙
    [ 文語形 ]あひちか・し 〘 形容詞ク活用 〙
  2. 間隔が少ない。すぐ近くである。
    1. [初出の実例]「五郎がゆんでのかたを間(あひ)ちかく、首をみせてぞ通りける」(出典曾我物語(南北朝頃)一〇)
  3. 互いに似ている状態である。ほとんど同じくらいである。
    1. [初出の実例]「制と折と声相近きほどにぞ」(出典:漢書列伝景徐抄(1515))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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