眉状断層崖(読み)まゆじょうだんそうがい(その他表記)eyebrow scarp

最新 地学事典 「眉状断層崖」の解説

まゆじょうだんそうがい
眉状断層崖

eyebrow scarp

扇状地を横切る低い断層崖をいう。断層山地前面に形成された扇状地下に埋没した既存の断層が,再び活動した結果生ずる扁平なレンズの断面形状の崖。活断層一例。崖の形からW.M.Davis(1931)がこのように名づけた。G.K.Gilbert(1928)は山麓断層崖(pied-mont scarp),C.R.Longwell(1930)は扇状地断層崖(fan scarp)と呼んだ。

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「眉状断層崖」の意味・わかりやすい解説

眉状断層崖
まゆじょうだんそうがい
eyebrow scarp

扇状地を横に切る低い断層崖。崖の比高が中央部で大きく,両側にいくに従って小さくなり,正面からみると眉状をしているのでこう呼ばれる。

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世界大百科事典(旧版)内の眉状断層崖の言及

【福島盆地】より

…西縁の半田断層,台山断層,吾妻断層などと,東縁の梁川(やながわ)線などの構造線にはさまれた複雑な地溝盆地である。盆地南西部では西側の奥羽山脈から流下する産ヶ沢(うぶがざわ)川,松川,天戸(あまと)川,白津川などによる複合扇状地が発達し,その扇頂付近には扇状地面を切って形成された低い眉状断層崖が見られる。これは断層山地の前面に扇状地が形成されて,その下に埋没した断層が再び活動して生ずる扁平な眉形の断層崖で,扇状地断層崖ともよばれる。…

※「眉状断層崖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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