ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「眉状断層崖」の意味・わかりやすい解説
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…西縁の半田断層,台山断層,吾妻断層などと,東縁の梁川(やながわ)線などの構造線にはさまれた複雑な地溝盆地である。盆地南西部では西側の奥羽山脈から流下する産ヶ沢(うぶがざわ)川,松川,天戸(あまと)川,白津川などによる複合扇状地が発達し,その扇頂付近には扇状地面を切って形成された低い眉状断層崖が見られる。これは断層山地の前面に扇状地が形成されて,その下に埋没した断層が再び活動して生ずる扁平な眉形の断層崖で,扇状地断層崖ともよばれる。…
※「眉状断層崖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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