断層崖(読み)だんそうがい(英語表記)fault scarp

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

断層崖
だんそうがい
fault scarp

断層地表まで達し,両側の地面が相対的にずれ運動を行なった結果形成される崖。多くは直線的に数 kmから数百 kmの長さにわたって連なっている。 1891年の濃尾地震では岐阜県根尾谷で 6mの崖が,1964年のアラスカ地震では比高数mの逆断層崖が形成された。1回の地震で形成される断層崖の高さはたかだか数mにすぎないが,それらが地震のたびに累積されると,ついには数 kmをこえる断層崖が形成される。

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百科事典マイペディアの解説

断層崖【だんそうがい】

断層運動の直接の結果として生ずる急斜面。地表に露出した断層面あるいはそれが浸食されてできた直線状の急崖をいう。

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大辞林 第三版の解説

だんそうがい【断層崖】

断層によって相対的に高くなった部分と低くなった部分との間の急崖。

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世界大百科事典内の断層崖の言及

【断層】より

…このうち断層運動そのものに起因するものを特に変動地形と呼んで区別することがある。断層運動によって生じた崖を断層崖と呼ぶが,これは変動地形の一つである。一方,断層運動の結果として断層をはさんで異なる岩石が接し,それらの岩石の浸食に対する抵抗の差から崖が形成されることがある。…

【断層地形】より

… 崖地形は垂直方向の食違いの結果生じたもので,通常ほぼ直線状に連続する急斜面である。断層崖がその代表例であり,比高数百~数千mにも達する断崖をなすこともある。赤石山脈東縁や四国山地北縁の急斜面などがその典型例である。…

※「断層崖」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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