真澄の鏡(読み)マスミノカガミ

デジタル大辞泉 「真澄の鏡」の意味・読み・例文・類語

ますみ‐の‐かがみ【真澄の鏡】

非常によく澄んでいる鏡。まそみかがみ。
「左の御手を以て―を取り給ふときに」〈神代紀・上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「真澄の鏡」の意味・読み・例文・類語

ますみ【真澄】 の 鏡(かがみ)

  1. 少しの曇りもなく澄みきっている鏡。ますかがみ。まそかがみ。まそみかがみ。
    1. [初出の実例]「吾が耳は 御墨の坩(つぼ) 吾が目らは 真墨乃鏡(ますみノかがみ)」(出典万葉集(8C後)一六・三八八五)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android