真間式土器(読み)まましきどき

日本大百科全書(ニッポニカ) 「真間式土器」の意味・わかりやすい解説

真間式土器
まましきどき

南関東奈良時代中心とする土器土師器(はじき))型式。千葉県市川市真間出土の浅い盤状の坏(つき)に着目して、杉原荘介(そうすけ)(1913―1983)が設定した。その後、口縁部径が胴部径より大きい長胴の薄い器壁をもつ甕(かめ)などの発見によって型式内容が明らかになった。器種は少ない。

[岩崎卓也]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む