真麻群(読み)マソムラ

デジタル大辞泉 「真麻群」の意味・読み・例文・類語

まそ‐むら【真麻群】

麻の密生した所。
上野かみつけの安蘇あその―かきむだれど飽かぬをあどかがせむ」〈・三四〇四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「真麻群」の意味・読み・例文・類語

まそ‐むら【真麻群】

  1. 〘 名詞 〙 群がり生えた麻。麻の群生
    1. [初出の実例]「上つ毛野安蘇(あそ)の麻素武良(マソムラ)かき抱(むだ)き寝(ぬ)れど飽かぬを何(あ)どか吾(あ)がせむ」(出典万葉集(8C後)一四・三四〇四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む