デジタル大辞泉 「睡眠負債」の意味・読み・例文・類語 すいみん‐ふさい【睡眠負債】 日々のわずかな睡眠不足が借金のように蓄積した状態。1日6時間程度の睡眠を続けたとしても、自覚できない睡眠不足の状態にあると考えられ、長期的にがんや認知症、うつ病になる危険性が高まるといわれている。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「睡眠負債」の解説 睡眠負債 毎日のわずかな睡眠不足が負債のように蓄積された状態のこと。眠気などの症状に乏しく、自覚が難しい潜在的な睡眠不足を指す。海外の研究者によって名付けられ、睡眠研究の分野で世界的に用いられている。1日6時間程度睡眠がとれている人でも、睡眠負債の影響で脳のパフォーマンスが低下したり、がんや認知症などの病気のリスクが高まったりする可能性が指摘されている。遮光して時間を気にせず就寝し、睡眠時間が通常より2時間以上長くなった場合は睡眠負債を抱えている可能性が高いとされる。改善には、平日の睡眠時間を現状より少し増やし、休日も寝だめをせず同じ睡眠時間を維持することが有効とされている。 (2017-6-20) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報