瞻る(読み)マバル

デジタル大辞泉 「瞻る」の意味・読み・例文・類語

ま‐ば・る【×瞻る】

[動ラ四]《「張る」の意》目を大きく開いてよく見る。注視する。
「この御足跡みあとを―・りまつれば」〈仏足石歌

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 他動詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「瞻る」の意味・読み・例文・類語

ま‐ば・る【目張・瞻】

  1. 〘 他動詞 ラ行四段活用 〙 ( 「目(ま)張る」の意 ) 目をみはってよく見る。注視する。
    1. [初出の実例]「この御足跡(みあと)を 麻婆利(マバリ)まつれば」(出典:仏足石歌(753頃))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android